2013年11月21日
最近は、なかなか姿を現さない鳥海山ですが、
11月初めの夕方、久し振りに見えたオレンジ色に包まれた鳥海山です。
穏やかな一日の締めくくりを表すようでした。
11月4日、湯沢市吹張にある有形文化財の「山内家住宅」(平成19年10月2日登録)が、初公開されました。
山内三郎兵衛家は、安永年間(1780年頃)に佐竹藩士 山内市兵衛家から分家したと伝えられ、文化初年(1804年)から昭和にかけて呉服商を営んでいました。
文化財となっている住宅は、7代当主の代に昭和6年から昭和9年にかけて建てられた、髙堂徳治(秋田出身)設計の建物です。
公開されたのは、「主屋」「裏座敷」「文庫蔵」「道具蔵」「商品蔵」「穀蔵」「車庫」です。
この地区では珍しい大きな鬼瓦にも目を奪われました。
11月13日、みちのく湯沢に初雪が降りました。
この時期にしては珍しい記録的な大雪でした。
その後、積もった雪は消えましたが、急いで冬囲い作業をする人が増えました。
(撮影:阿部 文:砂保里 )
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2013年11月13日
美酒爛漫の地元湯沢市では、例年より1~2週間ほど早く
初雪が降りました!
今の時期にしては珍しい予想外の記録的な大雪です。
2013.11.13 6時50分 積雪約20㎝ 気温 約1℃
突然の湿った初雪で、りんご農家の枝折れ被害が深刻とのニュース報道がありました。
主要幹線道路は除雪車が出動しています。
2013年11月07日
湯沢市内町の閑静な住宅地にある、
こだわりのパンを作る『藤花(とうか)』さんをご紹介します。
『藤花』さんの店主に、美酒爛漫の『蔵付自然酵母仕込 純米酒』をご購入いただき、美酒倶楽部にも入会下さった際に、こだわりのおいしいパンを作っているお店と知り、訪ねてみることにしました。
旧家を改装した素敵な佇まいの『藤花』さんは、自家培養の天然酵母と国産小麦を使い、3日間かけて低温発酵させた、おいしいパンを焼きあげています。
店の中に入ると、昭和を思い出させる柱時計の下で、朱塗りのお盆にパンが並んでいました。
ひとつひとつ丁寧に作られた様子がうかがわれます。
こだわりの手作りパンの店『藤花』の店長でもあり、職人さんでもある斎藤利恵子さんにパン作りの話を伺いました。
斎藤さんが湯沢にお店を構えて2年になります。
それまでも自家製酵母でパンを作ってはいましたが、開業しようと決意したのは長らく住んでいた千葉を離れ、旦那様の実家のある秋田に移住してきたことがきっかけでした。
決意したその時からパン作りの学校に通い、勉強してお店を開業しました。
天然酵母を使った手作りパンの大量生産は無理なので、繁華街ではなく、静かな環境の良い湯沢にお店を構え、こだわりのパン作りをはじめたそうです。
斎藤さんのポリシーは、人工的に作りだされた食材は可能な限り使わないこと。
〝できるかぎり手造りで〟ということにこだわっています。
また『高品質な商品は高価な材料から生まれるのではなく、良い素材にいかに手を加えるかによって生まれる』とも…。
まじめなもの造りと、食に対するこだわりが伝わります。
酵母の話、発酵の話、酒造りにも共通する話に引きつけられます。
斎藤さんは〝素敵にたくましい女性〟です。
『藤花』さんのパンは通信販売で購入することができ、全国各地のお客様から注文が来るそうです。
※金曜日と土曜日は工房でも購入できます。
『藤花(とうか)』 さんの HPは こちらから
「お部屋にあがって下さい」という嬉しいお言葉に甘えて、工房の奥に進みました。
素敵なテラスが広がり、湯沢の街並みが一望できる部屋は、奥には鳥海山も見える、とても気持ちのいい空間です。
若い頃に経験した砂漠を横断した話や、ボランティアで行った中東地域の恐かった話、心温まる話をたくさん聞かせていただきました。
先ほどまでの職人さんの顔とはちがう、とても優しい笑顔で話もはずみます。
『これ飲んでみて。何かわかるかしら?』と、持ってきて下さった骨董品のお茶碗の中は…、
りんごジュースのような…、しゅわっとするような…、フルーティな微炭酸のジュースのような、おいしい飲み物でした。
当てることはできませんでしたが、生の?〝生きた酵母〟とのことでした。初体験です!
貴重な体験をさせていただきました。
嬉しい話も伺えました。
数年前に亡くなられた旦那様は美酒爛漫の大ファンだったそうです。
『主人は、いつも晩酌は美酒爛漫だったのよ。おいしい、おいしいと言って飲んでいたの。こうして爛漫さんの方とお話しをしているなんて、なんだか不思議な気持ち…主人も喜ぶでしょう』と、話して下さいました。
千葉でも美酒爛漫は可愛がっていただいていたと聞き、私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
楽しい会話がはずみ、話しこんでいるうちに薄暗くなっていました。
興味深い話と、楽しいひと時をありがとうございました。 ぜひ、また寄らせて下さい。
今日の美酒爛漫のお薦めは『貴醸美酒爛漫』
ワインにも合うのよと薦めてくださったパンに、
酒を酒で醸した贅沢な造りの、『貴醸美酒爛漫』を…。
上品な香りと、まろやかな飲み口は、今までにない日本酒のタイプ。
女性の方にもお薦めです。
秋の夜長…甘い優雅な味をお楽しみください。
貴醸美酒爛漫のお買い求めは、
美酒爛漫ネットショップでどうぞ こちらから
≪ 里実 記 ≫
※「藤花」さんのパン作りの貴重な画像をご紹介します。
干しブドウを砂糖液に入れ、表面に付着している酵母を培養。(4~7日かかります)
酒造りでいうと、酒母作りになるでしょうか・・・
酵母液と小麦粉を捏ね合わせてパン種を作ります。
低温発酵で約24時間(写真は発酵ガスで膨れたパン種です)
酒造りでいう、醪(もろみ)がプツプツとしている状態でしょうか…可愛いです。
パン種と小麦粉の材料を合わせてパン生地を捏ねます。
こちらも
低温発酵で約24時間(写真は出来上がったパン生地)、よく見るとグルテンの網目構造が出来ているのが見えます。
これを型に入れて最終発酵させ、最後は窯に入れて焼きあがります。