2014年01月31日
美酒爛漫≪ラジオ寄席≫の公開録音を1月26日(日)
宮城県仙台市東京エレクトローンホールで行いました。
仙台での開催は毎年恒例のイベントとあって、
当日は10時の開演前から400人程の列が
会場を取り囲んでいました。
13時の開演になると約1600人のお客様で会場は満員!
主催局TBC東北放送の守屋アナウンサーが
司会進行を務め、まるごと秋田純米酒まなぐ凧や
注目の新商品『香り爛漫』のPRを、してくれました。
ナイツの漫才で始まり、大トリは春風亭一朝師匠の落語でした。
< 今回の出演者 >
〇 ナイツ
〇 コント山口君と竹田君
〇 古今定志ん輔
〇 北見マキ
〇 おぼん、こぼん
〇 堺すすむ
〇 春風亭一朝
生で見る本物の楽しさを十分に堪能させていただきました。
出演者の皆様、スタッフの皆様大変ありがとうございました。
公開録音終了後、爛漫商品が当る抽選会をしました。
寒い中、開演前から会場に並んでいただいたお客様や
遠方からお越しのお客様、公開録音へのご協力ありがとうございました。
美酒爛漫≪ラジオ寄席≫は来年もまた開催の予定です。
お楽しみに~
尚、今回の仙台での公開録音は下記の日時で放送の予定です。
日 時 2月9日(日)、2月16日(日) 20:00~20:55
放送局 TBSラジオ、東北放送、秋田放送、岩手放送
2014年01月30日
大寒の季節に入り、蔵内は毎日大忙し・・・ 「大吟醸酒」の仕込み作業も続きます。
麹が出来上がったので、
次は〝酒母(しゅぼ)〟の仕込みです。
〝酒母〟は、糖分をアルコールに変える働きをする清酒酵母を、純粋に大量培養するためのもので、少量の麹と蒸米を使用して小さいタンクに仕込みます。 大きなタンクで仕込む為の素になるので〝もと〟とも言います。
初めに、麹の酵素を水中に溶け出させるため、汲み水に麹を入れて混ぜ合わせておき、そこに清酒酵母を添加して、更に蒸米を入れて〝酒母(=もと)〟を仕込みます。
仕込み後は徹底した温度管理と操作をして約2週間で〝酒母〟は完成します。
〝酒母〟が出来上がったら大きな仕込タンクに移して、大吟醸酒を仕込みます。
酒母に水・麹・蒸米を加えて、
〝もろみ〟を仕込みます。
〝もろみ〟の仕込みは三段仕込みと呼ばれ、
1日目は初添(はつぞえ)
酒母に水、麹、蒸米を入れて仕込みます。
2日目は踊り(おどり) と呼ばれ、酵母の増殖を計る為の「中休み」の日です。
3日目は仲添(なかぞえ)
初添に使用した水、麹、蒸米の約2倍の量を追加します。
4日目は留添(とめそえ)
仲添に使用した水、麹、蒸米の約2倍の量を追加します。
このように段々に仕込みの量を多くして行き、酵母の増殖をはかりながら、4日間かけて仕込みを行います。
〝もろみ〟の仕込み作業
①水麹(みずこうじ)=麹の酵素を仕込み水に溶け出させる為の作業で、前日に仕込タンクへ移しておいた酒母に、仕込水と麹を入れて混ぜ合わせておき、蒸米が炊き上がるのを待ちます。
②炊き上がった蒸米は試桶(ためしおけ)と呼ばれる木製の桶に入れて計量し、蔵人が肩に担いで仕込室に運びます。
③釜場から運ばれて来た蒸米は、品温を下げる為、布の上に手で広げます。
蔵内は熱気と新米の香りでいっぱいになります。
④蒸米が最適な品温に下がったら、①水麹(みずこうじ)を用意した、仕込みタンクに入れ、櫂入れ(かいいれ)と検温を幾度も繰り返して仕込みを終えます。
※櫂入れ(かいいれ)・・・櫂棒と呼ばれる道具で攪拌する事
仕込み後は毎日、温度管理と分析による成分管理をして最高の美酒になる様に大切に育てながら、熟成の日を待ちます。
通常の〝もろみ〟の熟成日数は20日位ですが、「大吟醸酒」は低温で30日以上を掛けて、ゆっくり発酵させます。
美酒爛漫の大吟醸酒は、全ての手作業に惜しみなく時間と手間をかけて造ります。
〝もろみ〟が熟成したら、次は〝上槽(=しぼり)〟です。
「上槽」は、
次回(2月14日)のブログをご覧ください。
(杜氏 本多)
美酒爛漫の大吟醸酒はネットショップでお買い求めいただけます。
2014年01月28日
先週、みちのく湯沢に久しぶりの青空が見られました。
1月24日 7時45分頃 気温-7度
爛漫みたけ蔵屋上から…
太陽光が真っ白な雪に反射して、まぶしいくらいです。
晴れる日はぐんと気温が下がって、
朝7時頃の通勤時には、すべる道路に注意が必要でした。
会社の向かいにある、(元)湯沢酒造会館では高所作業車を使って雪庇を下しています。
大人もすっぽり隠れてしまうほどの積雪量です。
道路を挟んだ建物では、大勢の人が屋根に上がって雪下ろしの作業中です。
天気が落ち着いてると一息つきたいところですが、
休む間もなく、雪降ろし作業は続きます。
(撮影:阿部 文:留美子 )
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2014年01月24日
みちのく湯沢は今年も記録的な大雪に見舞われています。
蔵人は、仕込み作業を終えると屋根の雪下ろしに追われる毎日です。
「大吟醸酒」の仕込み作業は続きます。
蒸米が出来上がったら次は麹(こうじ)造りです。
麹(こうじ)は重要な役割を担っています。
それは米の「澱粉」を「糖分」に変えることです。
清酒酵母は糖分を分解してアルコールに変える働きをしますが、澱粉のままだとアルコールに変えることが出来ません。
【麹つくりの手順】
①引込み(ひきこみ)
蒸し上がった蒸米を麹室(こうじむろ)に運びます。
②床もみ(とこもみ)
蒸米を布の上に広げ、手入れをします。
蒸米の温度と水分を均一化して、蒸米の表面を硬化させるための作業です。
③種付(たねつけ)
種麹と呼ばれる麹菌を蒸米に振りかける作業です。
天井に向けて種麹を振り、麹菌が舞い降りてくるのを静かに待ちます。
種付を終えたら品温が低下しないように蒸米を堆積して布を掛けて保温しておきます。
④切返し(きりかえし)
堆積した蒸米は水分が蒸発して固くなってくるので、いったん崩して固まりをほぐします。
新鮮な空気を供給することと同時に蒸米の温度や水分の差をなくすようにします。
切返し作業を終えたら、また堆積しておきます。
⑤棚(たな)
翌日になると麹菌の活動が盛んになり、麹の温度も上昇してくるので、「だし」と呼ばれる木蓋(きぶた)に麹を1.5kg位ずつ小分けにして盛ります。
盛りが終わった麹は2~3枚の空蓋(からぶた)の上に6~8枚ずつ棒積みにして並べ、その上から全体に布を掛けます。
その後、何度も麹の温度を見て、上下を積み替えて温度を下げる作業を続けます。
麹造りは24時間体制で数日間かけて行い、麹特有の栗を焼いたような香ばしい香りがしてきたら、麹室から出します。
出来上がった麹は、乾燥した所に広げ、仕込みを待ちます。
「仕込み」作業は、
次回(1月30日)のブログをご覧ください。
(杜氏 本多)
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2014年01月23日
東北地方に停滞した寒波の影響で、雪が降り続き大雪に
なりました。
悪天候の合間を縫って、1月15日久しぶりに鳥海山が姿を現しました。
1月15日 8時15分頃 気温 約マイナス10度
爛漫みたけ蔵屋上から・・・
頂上付近は雲に覆われています。
湯沢市内の屋根も雪下ろしが必要です。
道路脇に寄せられた雪で、道幅が狭くなっています。
屋根には2m近く積もりました。
雪下ろしや、排雪作業に追われる雪国、湯沢市です。
(撮影:阿部 文:砂保里 )
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2014年01月21日
美酒爛漫の「大吟醸酒」は手造りです。
原料米は≪日本一の酒米≫と言われている、山田錦。
精米に時間を掛けて丁寧に研いたので、粒も揃い品質も上々です。
精米歩合は、40%白米です。
…米の外側60%をそぎ落としました。
↑ 大きい方が玄米で小さい方が40%白米です
最初は、仕込み用原料米の蒸米作業です。
蒸米の前には、
40%に精米した白米を、10 ㎏ずつに分けて洗います。
洗米後は白米の中心まで水を吸水させる為に水に漬けておきます。
水の中に黒い皿を入れ、白米を見やすくして吸水度合を確認します。
目標値の吸水率になる頃を見計らって容器から取り上げ、水を切ります。
↑ 水に漬ける「浸漬」中の白米
麹用の白米は、浸漬後に布の上に広げて表面を少し乾かします。
こうすることで、麹に最適な蒸米をつくる事が出来ます。
翌日、白米を蒸す蒸米作業に入ります。
美酒爛漫の「大吟醸酒」は手造りで、昔ながらの和釜と甑(こしき)と呼ばれる蒸し器を使います。
和釜に水を張り、上に甑をのせます。
水が熱せられ蒸気が上がってきたら甑の中に白米を入れます。
白米を入れてから約1時間で蒸し上がります。
蒸し作業は、以後の麹造りと醪(もろみ)での米の溶解に大きな影響を与えるので
大変重要な作業です。
蒸米が出来上がったら、次は「麹造り」です。
「麹造り」は、
次回(1月24日)のブログをご覧ください。
(杜氏 本多)
2014年01月20日
1月始め、北海道よりご夫婦で蔵見学にお越し下さいました。
昨年9月の結婚式には、
“美酒爛漫”の樽で鏡開きをしてくださったというお二人です。
奥様のご出身が、湯沢市のお隣…
〝西馬音内の盆踊り〟で有名な羽後町ということで、
“美酒爛漫”を選んでくださったそうです。
北海道では〝爛漫〟を知っている方は少ないようで、
式に参列した方々が「美味しい!」と飲んでくださったと
教えていただきました。
とても嬉しいですね。
その時の様子は
↓ ↓ ↓
(北海道 ベルクラシック旭川様ブログより)
http://www.bellclassic.co.jp/mobile/asahikawa/blog?id=16631
見てのとおり美男美女カップルなので
「ゼクシィ北海道」という雑誌にも載ったとか…
「ゼクシィ北海道」持って来ていただきました~!!
本当にありがとうございました。
ご実家に帰省の際には、爛漫にもまたお立寄りくださいね。
お待ちしております。
(繭子 記)
2014年01月09日
美酒爛漫とファミリーマートが共同開発した
〝塩もろみ〟を使った弁当は、東北地方及び、新潟県のファミリーマートで販売中です!
今年の1月3日に、
『ミニあじごはん(おろし醤油添え)』 320円 が発売されました。
ごはんに刻みのり、鯵(あじ)、野沢菜、煎りゴマ、おろし醤油をのせたミニサイズのお弁当。
ボリュームは控えめですが、あっさりとして年末年始の疲れた胃腸に優しいお弁当です。
おろし醤油の風味が良い味出してます!
鯵(あじ)は身をほぐしてあるので骨もなく、子供でも安心して食べられます。
ミニサイズなのでご飯は少なめですが、女性にはちょうどいい量のお弁当です。
また新しい商品が発売になりましたら、ご紹介いたします。
★「塩もろみ」は、美酒爛漫の醗酵技術を活用して開発した「白神こだま酵母」で製造した〝米醗酵もろみ〟です。
(さおり 記)
2014年01月06日
明けましておめでとうございます。
本年も美酒爛漫は、皆様にご満足いただけるよう、
更においしいお酒造りを追求してまいります。
「美酒爛漫」をご愛飲賜りますよう、お願い申し上げます。
年末は毎年恒例の杉玉に角松の準備をし、新年を迎えました。
年始は大荒れという天気予報が外れ、穏やかな正月でした。
角松の葉っぱや竹を清酒で拭くと艶が出るそうです。
私も正月はゆっくりお酒を呑んでリフレッシュしました。
艶がでてピカピカの角松のように新しい気持ちで今年も頑張ります。