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2015年6月アーカイブ

昨年の8月4日に精米を開始してから312日目の6月11日、最後の醪(もろみ)を搾り終えて「皆造(かいぞう)を迎えました。
「皆造」とは、今年度の酒造りの総てが終了したことを言います。

 

今期は、皆様から大変ご好評をいただいて『香り爛漫』の純米大吟醸酒と純米吟醸酒を増産したため、「皆造」は昨年より1か月半ほど遅くなりました。

 

「皆造」を終えると蔵人は緊張の日々から一時開放されますが、すぐに、搾りを終えた4台の醪圧搾機(もろみあっさくき)から圧搾板(あっさくばん)とロ板(ろばん)を外して洗浄作業を開始します。

 

     醪圧搾機(もろみあっさくき) ↓↓↓

醪圧搾機.JPG圧搾板とロ板は非常に重いので、二人掛かりで外します。


板外し.JPG

外し終えた板からろ布を外し、板は手作業できれいにしていきます。

     

圧搾板からろ布を外す3.JPG

      ↑↑↑ 黒い板が「圧搾板」

 

圧搾板とロ板の間に醪(もろみ)を入れて、圧搾板に空気を送り込むとこの黒いシートが膨らみ、醪がロ板に押し付けられてお酒が出てきます。

 

ろ板からろ布を外す4.JPG      ↑↑↑ アルミ色のものが「ロ板」

 

ろ布は大型洗濯機にかけて洗浄します。

板とろ布は各々600枚ずつあるので、洗浄し終えるまで1か月以上を要します。

 

ロ板.JPG
8月の精米開始から来期の酒造りを始めるので、例年通り機械器具の整備点検を進めています。

 

安全第一で、慎重に作業を進めて、酒造りの準備を整えます。

 



香り爛漫シリーズ2種.jpg           香り爛漫     香り爛漫
           純米大吟醸      純米吟醸


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曇りの日が続き、鳥海山は姿を現しませんでした。

 

6月26日

 爛漫みたけ蔵から、鳥海山の見えない曇り空。

 

見学者2015.6.26.jpg

  

6月27日

仙台管区気象台は

「東北北部が梅雨入りしたとみられる」と発表。

 

これまで雨が少なく、農作物への影響が心配されましたが、

この日は久し振りにまとまった〝恵みの雨〟となりました。

 

今後一週間は、みちのく湯沢も、前線や寒気の影響で

曇りや雨の日が多くなる予報です。

 


(撮影:阿部 文:砂保里)

 



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湯沢市では地元消費の拡大と地域経済の活性化を図るため、

6月19日に「こまち商品券」を発売しました。

 

発行総額は6億円。

1セット 12,000円 分の商品券を 10,000円 で販売

1セットで、2,000円 もお得な「プレミアム商品券」です。

 

1人20セット(20万円)まで購入可能で、

販売場所の湯沢商工会議所前は、

商品券を買い求める人たちで長蛇の列が出来ました。

 

IMG_9690.jpg湯沢市 商品券.jpg

 

「こまち商品券」は、大好評で完売したそうです。

 


 (撮影:阿部 文:砂保里)

 

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6月19日 爛漫みたけ蔵から。

 上空から降りてきた厚い雲に、

 覆われてしまいそうな鳥海山。


鳥海山写真2015.6.19 .jpg

 

 梅雨入り宣言はまだですが、

 激しい雷とゲリラ豪雨のような突然の雨に、

 異常気象を感じる一週間でした。

 


(撮影:阿部 文:砂保里)


 

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6月17日 自然栽培米の田植えから26日間経過。

 

「農薬を使わない自然栽培米作り」の田んぼでは、

毎週、除草作業をしています。

 

除草作業2015.6.17.1.jpg

今年は、除草作業に〝頼もしい助っ人〟が登場しました!
草刈り機の刃を除草用に交換した『新兵器』です。

 

除草作業2015.6.17.2.jpg自然栽培米の田んぼは、一般栽培の田んぼに比べ、

稲と稲の間隔を少し広くしてあります。

除草機が入りやすいようにするためです。

その稲と稲の間に『新兵器』を入れ、回転させながら、

雑草を刈取り、土の中に埋めていきます。

 

除草作業2015.6.17.3.jpg機械を使わず、手作業での除草もしています。

除草には大変な労力が必要です。

 

除草作業2015.6.17.4.jpg

下の写真は、自然栽培米「コシヒカリ」の田んぼ(右)と、

酒米「秋田酒こまち」の田んぼ(左)です。

自然栽培米の田んぼは、苗の間隔が広いので、田んぼ全体の緑色が薄く感じます。

 

除草作業2015.6.17.5.jpg

自然栽培米作りは秋まで、何度も人力で除草作業を続けます。

安全で安心して食べられるお米を作るためです。

 

   
                 (砂保里 記)

 

 

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私が訪ねた、爛漫本社からほど近くにある【養心館】は、

〝稲庭うどん〟「佐藤養助商店」の直営店です。

 

職人が熟練の技で一本一本作り上げる稲庭うどん。

「佐藤養助商店」は、一子相伝であった〝稲庭うどん作り〟の技を特別に受け継ぎ、万延元年(創業)より150年以上もその技を守り続けています。

 

「佐藤養助商店」の経営する直営の飲食店は、美酒爛漫の地元湯沢市にある本店をはじめ、県内に7店舗、東京に3店舗、福岡に1店舗と、全国に11店舗あり、手綯い(てない)(※)にこだわった、美味しい稲庭うどんを全国のお客様に提供しています。

 

    ※手綯い(てない)  

     機械を使わず人手によって、

     うどん生地を縒りながら2本の棒に綾掛けします。

 

inaniwaudon-main[1].jpgのサムネイル画像

     

 

 

 

IMG_3689.JPGのサムネイル画像

【養心館】の趣のある門をくぐると庭園が広がります。新緑のこの季節、陽射しを浴びた草木が眩しく、石畳を歩いて行くうち時間の流れが変わっていくような気がしました。

四季折々に変化のある庭がお客様を迎えて目を楽しませてくれそうです。

 

IMG_3696.JPGのサムネイル画像養心館では、素材はできる限り地産地消にとのこだわりを持って、稲庭うどんを使った創作料理をお客様に提供しています。

お酒も料理に合ったものを吟味しています。

美酒爛漫は2年ほど前にお薦めした『香り爛漫』を気に入っていただき、〝養心館オリジナルラベル〟でお使いいただいております。

 

今回、お話を伺ったのは、「佐藤養助商店」で外食事業部部長を務める小松和利さんです。 

 

 

IMG_3706.JPG小松さんは、湯沢市の中学、高校と野球部で活躍したスポーツマンです。

高校卒業後は美酒爛漫に入社。営業部に配属され東京出張所の営業マンとして活躍しましたが家庭の事情で地元に帰らなければならず、美酒爛漫を退社後は、湯沢ロイヤルホテルでの営業勤務を経た後、稲庭うどんの『佐藤養助商店』の営業に採用されました。

そこで飲食店舗に携わり、現在は『養心館』をはじめ、直営店舗を総括する事業部長として活躍されています。

「佐藤養助 銀座店」の開店の際は、美酒爛漫時代の東京での営業経験がとても役に立ったそうです。

 

『うどんを作る職人、茹でる職人、接客スタッフすべてが気をぬかず一切の妥協をしない。それがブランド力を支えることにつながる。

県内はもとより県外からのお客様も多いので、接客は秋田のイメージにもつながると思うので、秋田のおもてなし・湯沢のおもてなしを担うくらいの心構えでお客様に接しています』と、熱い思いを語ってくれました。

25年以上おもてなしの営業に関わってきたプロの意識を感じます。

また、『来ていただいたお客様には、料理と一緒に器や空間を楽しんでもらいたい。お客様から楽しかったとの言葉をいただくと、酒、料理、空間、すべてを褒めらているようで嬉しい』と、笑顔をのぞかせました。

 

 

IMG_3733.JPG今では養心館だけでなく、佐藤養助商店の直営店で美酒爛漫のオリジナルラベル『佐藤養助』を扱っていただいております。

美酒爛漫オリジナルラベル『佐藤養助』にあう、旬のお料理を紹介していただきました。

 

IMG_3826.JPG

        ≪美酒爛漫オリジナルラベル『佐藤養助』と

           地産地消の食材を使った料理≫

 

 

この時期の洋皿は、低温ローストした地元『三梨(みつなし)牛』にサラダを添えてさっぱりと。

 

IMG_3848.JPG

 

先付は、いぶりがっこの上に、酒粕に漬けたクリームチーズをのせたもの。日本酒に良く合います。

 IMG_3849.JPG

 

おしのぎは、養心館人気メニューのうどん寿司。 

 

IMG_3850.JPG

ご飯のまわりはなんと稲庭うどんです。酢飯だけではなく、うどんもお酢でしめてありそのままで美味しくいただけます。

手の込んだ優しい味です。

 

お食事の締めには、今が旬の「冷やがけじゅんさい饂飩(うどん)」

 

IMG_3832.JPG見ているだけで食欲が増します。艶があってコシがある稲庭うどんは絶品です。

 

 

どの料理も、美酒爛漫オリジナルラベル『佐藤養助』に良く合います。

お料理と日本酒の相性、無限の可能性が広がります。

 

小松さんとの【料理と酒の相性】談議もはずみました。

 

≪養心館のお料理がおいしかった≫≪爛漫のお酒が旨かった≫が伝わり、また湯沢に来たいとお客様に思っていただきたいと願う気持ちは共通です。

 

美酒爛漫の蔵見学にお越しの際には、【養心館】にも立ち寄ってみてください。

おいしい料理、器、寛ぎの時間と、オリジナルラベルの美酒爛漫『佐藤養助』をお楽しみいただけます。 

 

 

≪余談≫

この日の取材で、冷やがけ天をいただいてきました。

天ぷらはサクサクで素材そのものの味がしっかりと生きていました。

きれいに茹であがった稲庭うどんはコシがあり、のどごしも最高で、とても美味しかったです。

 

IMG_3892.JPGのサムネイル画像 

帰りがけに板長さんから、家庭で上手に稲庭うどんを茹でるコツを教えていただきました。

大きめの鍋に、たっぷりのお湯を入れて茹でたあと、手早く流水で洗い、その後、氷水でしめるそうです。

【氷水でしめる!】ここがポイントですね。

 

              (藤原里実 記 ) 

 

 

                         

 

 

 万延元年(1860年)創業

  稲庭うどん ㈲佐藤養助商店 直営店

  

 【養心館】 秋田県湯沢市古館町3-7

            電話 0183-72-4177

 

     ホームページは こちらから 

 

 

 

 

 

 

 

 

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6月11日 爛漫みたけ蔵から望む鳥海山。

 良く晴れて心地よい景色です。

 

 山の稜線がクッキリ現れて、力強さを感じます。

 

鳥海山写真2015.6.11 .jpg

 

みちのく湯沢は梅雨入り間近の、

不安定な天候の一週間でした。



(撮影:阿部 文:砂保里)


 

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 6月5日(金)

湯沢東小学校の2年生、『まちなか探検隊』の15人のみなさんが、美酒爛漫の見学に来てくれました。

 

最初に、出荷場で≪マルチボトルフィーダー≫というマシーンを見ました。

この機械は、壜をP箱(プラスチックの酒箱)から持ち上げ、2階まで運ぶラインにのせる機械です。

また、空になったP箱をきれいに積み上げる仕事もします。

 

『探検隊』のみんなは、マシーンのひとつひとつの動きに、大喜びです。

マシーンの動きと同じように、顔や身体が動く様子が、見ていてとても微笑ましかったです。

 

東小 見学1.jpg東小 見学2.jpg

IMG_9625.JPG

続いて、壜詰めの現場を見学しました。

 

東小 見学3.jpg東小 見学4.jpg

壜を洗う機械の前では、まばたきもせず夢中で見入っていました。

壜の移動と同時に、子供たちの列もつられて動きだす光景に、先生もお母さんも思わず笑いがこぼれていました。

 

見学をしている時、私に話しかけてくれた可愛い女の子がいました。

『あのね~うちのおじいちゃんね~まいにち≪ふわり≫飲んでいるよ。』

「うれしいな~ありがとう。毎日おじいちゃんにお酌してあげてるの?」

『うん。そう。』

「じゃ~これからも毎日お酌してあげてね」

『うん。わかった。』と、にっこり。

なんか、キュンと心あたたまる時間でした。

 

見学を終えた東小学校の『探検隊』と一緒に記念写真を撮ってお別れしました。

 

東小 見学6.jpg 

可愛らしい元気な『探検隊』のみなさん、

また遊びに来てね。 

 

あの可愛い女の子は、今夜もおじいちゃんにお酌しているかな?

 

                       ( 里実 記 )

 

ふわりパック.jpg           ≪爛漫 ふわりパック 1.8L≫ 

              1,592円(消費税込)

 

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