2011年2月18日
酒造りは
一、麹(こうじ)
二、もと(酒母)
三、造り(もろみ)
が重要な要素であり、工程の順番を表わしています。
今日は、三番目の造り(もろみ)についてご案内致します。
もろみ(醪)の仕込みは、三段仕込みと呼ばれ、
3回に分けて仕込みを行います。
1日目は 初添(はつぞえ)
2日目は 踊り(おどり)と呼ばれ、
酵母の増殖をはかる為の中休みの日です。
3日目は 仲添(なかぞえ)
4日目は 留添(とめそえ)
と、段々と仕込みの量を多くしていき、
4日間かけて仕込みを行います。
今日は最初の工程、
【初添の仕込み】です。
早朝、酒母と麹と仕込水を仕込タンクに入れます。
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炊きあがった蒸米は、蔵人の手で掘り出され
計量の後に仕込蔵に運ばれます。
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蒸米は、温度を下げる為、布の上に素早く広げます。
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最適な温度まで冷まされた蒸米を、酒母と麹と仕込水が入った仕込タンクに入れて、酒母と麹と蒸米が、タンクの中で良く混ざり合うように櫂入れ(かいいれ)を行い、初添(はつぞえ)の仕込みを終えます。
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※櫂入れ(かいいれ)・・・櫂棒という道具で攪拌する作業です。
蒸米が、目標値より多く水分を吸収すると仕込温度は低くします。
逆に少ない水分だと高い温度で仕込みます。
今日は、低い温度で仕込みました。
仕込まれた醪(もろみ)は、毎日の品温管理と化学的分析による成分管理で、最高の美酒になるように大切に育てられます。
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初添仕込みから33日後、
蔵の中に大吟醸酒特有のフルーティな香りが漂よいます。
醪(もろみ)の仕上がりです。
翌日の上槽(じょうそう)を待ちます。
※上槽(じょうそう)・・・清酒と酒粕に分ける操作です。
美酒爛漫の大吟醸酒は、全ての作業に惜しみなく時間と手間を掛けて造ります。
杜氏と蔵人の和で醸しだされます。
杜氏 本多
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